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** Change!! ニコニコmamaに♪ **

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絵が描けない

[13] 投稿日:2002/05/22(Wed) 20:40  [外国]

始めまして。算数文章題のメルマガを見ました。メールマガジンを見て面白そうな問題だなと思ったので小5、小2の子どもたちにやらせて見ました。小2・問題を聞いて、じっと頭の中で考えて、答=12時の時計の絵を描きました。正解は11時50分だったのですが…小5・絵や図というより、問題の中の数字を書き出し割り算をしようと試み、直にあきらめました。絵や図で表すということが説明不足だったのと、考える時間をたっぷり取った訳ではなくて所謂‘お試し’だったわけですが、考える習慣がついていないこと、自力で解きたいという気迫がないこと、実感致しました。小2は年長問題、小5は小2問題が好き(これならできそう?)というのでここから始めてみようかと思います。「絵を描く」の意味をわかりやすく説明するにはどうしたら良いのでしょうか?例を示したほうが良いですか?ご助言ください。

●何事もそうですが、最初の一歩が大切ですです。「目で考える」ことを実感させるためには、絵図を書く方が楽なんだな(簡単になるんだな)ということを身をもって感じなければいけません。図解説明を公開していないのも実はパターン学習になる恐れがあるからです。昨日は小1の生徒が9回も同じ問題をしました。私は「文章通りの絵を描いてごらん」と言うだけです。最初は「分からない・描けない」の一点張りでしたが、いつも私の粘り勝ちです。
●とにかく、何かを描くまでは我慢大会だと思ってください。そして、その描いた絵を発展させて、問題を解いてください。
●学校の先生や塾の先生には注意事項として「できあいのヒントは出さないで下さい」と言っています。
●HPの中にサンプルという形で生徒が描いた(解いた)ノートを載せてありますのでお子さんと一緒にご覧になるといいと思います。各学年に分かれてはいますが、学年に関係なく参考になります。
●また、書き込んでくださいね。
[From どんぐり倶楽部:糸山泰造]

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[29] 投稿日:2002/07/02(Tue) 23:25  [関東]

小1男の子の母です。最近どんぐり先生の文章題を発見して息子に年中問題からやらせてみました。ドリルの計算はできるのですが、文章題は彼にとって難しいようです。ひとりで考えてごらん、といっても彼には文章の意味がさっぱりわからないようです。そうなるとパニックになって、根気よく取り組むどころじゃなくなります。わからない→僕はバカだ→もうやりたくない、というふうになってしまいます。絵を描いたりすることもちょっと苦手で僕は絵が下手だから絵は描きたくない、となってしまいます。私も彼が自信を持つように対応しているつもりなのですが、いままでの育て方でなにかがいけなかったのかもしれませんが手遅れにならないうちに方向修正したい・・と少々焦り気味です。こういうネガティブ思考の子供をがんばらせるためになにかいいアドバイスをいただけないでしょうか?

●1にも2にも文章通りの絵を描くことです。計算や答は関係在りません。
●1行読んで1行分の絵を描く。次の1行を読んで絵を加える。文章の内容を全て描けたら終わりにする。
●最初は式も答えも不要です。答がないのだから答があっているも合っていないもありません。正しい絵が描けるまでは我慢比べです。
●必ず同じ机で同じ問題をお母さんも解いてください。
※是非BBSの過去ログを参考にされて下さい。
[From どんぐり倶楽部:糸山泰造]

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[30] 投稿日:2002/07/06(Sat) 22:43  [関東]

娘は小4ですが、日頃から文章題はねばり強く考えていない事が気にかかっておりました。早速小2からはじめましたが、「大好きな絵を描いてイメージして考えるのよ」娘はいつもと違う私の説明に戸惑いながら始めました。あると信じていた読解力ですが・・・。絵を描く事も大変ですし辛抱強く基礎がためしたいと思います。問題を見てこれは掛け算?割り算?とすぐ式を考えてた子ですが、頭の中を0にして文章をじっくり読める子にと願います。夏休みはいい機会だとおもいます。

●一緒に読んであげて一緒に考えてあげて下さいね。
●10年間かけて作ってしまった習慣ですから、簡単には修正できないかもしれませんが、ここが我慢のしどころです。頑張りましょう!
●教室でも6ケ月はかかります。
[From どんぐり倶楽部:糸山泰造]

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[116] 投稿日:2003/05/20(Tue) 21:05  [関東]

<参考までに>
●算数の文章問題教室の中で必ず「アリさん描けないからウサギさんにしていい?」と言い出す子がいます。小1の子が多いのですが、すると私は「いいよぉ。ウサギさんでもカメさんでもミノムシさんでも、宇宙人でもいいいよぉ」と言う。するとその子は「宇宙人はみたことないもんなぁ」等と言いながら、自分の大好きなキャラクターで絵を描きながら文章問題を解いていきます。この会話を聞いて「楽しそうだな」と思うだけでは教師失格です。この子は文字式を使う力を獲得したのです。文字式は中1で学習します。簡単に言うと数字を文字に置き換えて考えることを学ぶのですが、数学の第一関門と言われています。ところが、置き換えの本質は「アリさん→ウサギさん」でも同じなのです。これを小1が何の指示もされずにニコニコ笑いながらしているのです。良質の算数文章問題とはこういうものなのです。そして、この導きが教育なのです。絵を描くことは文字の記号化の第一歩です。文字も記号なのですが簡略化された記号が絵です。絵のシンボル化が数学の記号や数式です。このことを念頭に置いておかないと文章問題の指導は失敗します。
[From どんぐり倶楽部:糸山泰造]

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[129] アゲハ 投稿日:2003/06/18(Wed) 16:27  [関東]

はじめまして。
「絶対学力」を早速購入させていただき、まずは一気に読ませていただきました。
アオムシクン物語に胸を貫かれた思いが致しました。
我が家のキャタピーは小学2年生の男の子です。
算数が大好きで、計算もクラスで1番です。
というのも、きっと私が計算が速くできることを、「やったね!すごーい!」と褒めたので
健気にも自分で計算プリントを出して、頑張っているんです。
一生懸命、無い羽を動かしていたんですね。
昨日からは、「もう充分早いのだから、丁寧に計算してみようね。ゆっくりやってみようね」
と話しかけています。
文章題もやってみました。でんでん小学校の問題です。
色鉛筆で楽しく一緒に絵を書いてみました。10分ぐらいで答えを出してしまいましたが、
絵はいい加減なものでした。文章をどのように絵にしていいのか戸惑っているようです。
絵の描き方は教えた方がよいのでしょうか?それとも、好きに書かせたほうがいいでしょうか?
「絵を描かなくても、文章の中の数字でわかるよ。」なんて言うので
、絵をかかなければ難しい問題を最初にやらせて(たとえば、3年生の問題とか)絵を描く大切さを実感させた方がいいのかも?とも思っています。
「自分だけ挑戦するのはずるいからママは6年生の問題をやるんだよ!」というので
一緒にやってみました。絵に書くと本当にわかりやすいものですね。
答えを出した後に、式にするのを悩んだほどです。
まだ、今週から始めたばかりですが、「あせらず、ゆっくり、丁寧に」を忘れずに頑張ります。実は国語が苦手なキャタピーです。この時期に必要な事がございましたら是非お教えていただけましたら嬉しいです。

●今の時期にすべきことは1つです。豊かな言葉を添えた体験です。
 雲を見て「雲があるね」よりも「海の色よりも明るい青い色をした美味しそうなふっくらとした雲が気持ちよさそうにポッカリ浮かんでいるね」です。
[From どんぐり倶楽部:糸山泰造]

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[187] 投稿日:2003/10/17(Fri) 23:44  [近畿]

●急いでいませんか?最初は1問に数ヶ月かかるこもいるんですよ。
●自分で読めれば読んであげなくていいですよ。読めなければ何十回でも読んであげるんですよ。
●勉強の様子や時間を詳しく書いてみて下さい。
※最初は指導と言うよりも我慢大会です。根負けして絵を描くようになる子も大勢いますよ。絵を描けなければ考える力は付きませんから我慢のしどころです。
[From どんぐり倶楽部:糸山泰造]

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[189] 投稿日:2003/10/18(Sat) 10:31  [近畿]

●分かりました。まず、最初の「分からない」を絶対に言ってはいけないことにしてください。言葉に出してはいけないと言うことです。言葉に出すと、自分で自分の思考を止めていいんだという「許可」を与えることになるので後はヒントをもらうめで考えようとはしません。ルールとして分かっても分からなくても「分からない」とは言わないということです。
※すぐに「分からない」と言う子には2種類あって「分かろうとする意志がない子」と「分かるんだけど時間がちょっとかかりそうなので一応分からないと言っておこうと思う子」のようです。文面から察すると残念ながら前者のようです。ただし、これは能力の問題ではなく習慣(態度)の問題なので我慢大会が最も効果的です。
●我慢するとは一緒にジッと待つだけですよ。これが難しいんですけどね。今、5月から教室に来ている小4の子は、読むのは難しい漢字も読めますが全く絵図を描かない子です。教室は1時間ですが、右を見たり左を見たり、で進みません。私は「絵を描かんと分からんよ」だけです。2ヶ月後に一行ずつ絵にして描いて見せて、絵で考えるように言います。この先はできるのですが、また次の問題で同じように我慢大会です。
●ですが、この我慢大会の繰り返し以外には自発的に描けるようにはならないので仕方ありません。※この子は暗算を随分やってきた子です。
●毎年、何人かはいます。描かない習慣を付けられてしまっていたのですから仕方ありません。しない習慣は実に頑固ですが、する習慣も付けられるんです。
●言葉でも、子供には100回言って1回通じると思って下さい。教育とはそういうものです。与え続けるのみなんです。
[From どんぐり倶楽部:糸山泰造]

●大事なことを忘れていました。「分からないと言うこと」と「質問があると言うこと」とは同じ分からないでも雲泥の差があると言うことです。その意味で「分からない」とは言ってはいけないということです。教室では大前提ですので書き忘れてしまいました。
[From どんぐり倶楽部:糸山泰造]

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